Chihi’Log

物語の主人公はいつだって自分だ

この日があって良かったのは

 

私は長いこと退屈していたんだ。

 

 

心から楽しめないことが

あまりに多くて

つまらないと感じていたんだ。

 

 

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行きの新幹線にて

 

 

 

自然に触れた。

 

久しぶりに見た銀世界。

今の私に必要な景色だった。

 

 

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石打丸山スキー場

 

 

体を動かすことが

こんなにも心身を楽にするということを

たぶん・・・

忘れていたね。

 

 

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スノームーン

ここに一緒に来たのが

母でよかった。

 

この家族に生まれたから

人に丁寧にお礼をすることを学んだ。

 

今までの家族の物語を振り返りながら

歩いた夜道の時の流れ、

穏やかであたたかかった。

 

 

軽やかに私の前を滑っていく母。

今までの人生と

これからの人生を

映し出したかのようで。

 

 

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早朝の景色



 

とてもゆっくりとした時間を過ごした。

 

けれども

私にとっては濃く、深く。

 

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朝陽



 

 

 

大変な時期は

突然やってきて

突然去っていくものなのかもしれない。

 

 

自分がどう持ち堪えて、

どう捉えていて、

どう構えているか。

 

 

昨年秋くらいから

ずっと「大変だな」

と思いながら過ごしていた。

 

 

今日、その長い期間に終止符を打った。

 

 

仕事の勉強や引越しの準備、

読書ももっとしたかったし

運動もしたかった。

 

 

体力が追いつかなくて

できなかったことが

 

「やっとできるのかも」

 

そんな気がした。

 

 

 

なによりも

自分のやる気がみなぎってきた今この瞬間。

 

 

「この日があって良かった」

 

と、心から思っている。

 

 

 

 

CHIHIRO